2022年9月12日 更新

未経験でもIT企業への転職が叶う!チャレンジできる理由・転職前にすべきことを解説

IT企業の職種には、未経験でもチャレンジできるものが多数あります。ただし、未経験でIT企業への転職を目指すなら、業界や職種の知識をある程度身につけておきましょう。この記事では、IT企業の主な職種と仕事内容、未経験者がチャレンジしやすい理由、転職前にすべきことを解説。また、未経験でも転職を目指せるプログラムを紹介します。

IT企業の概要

未経験でIT企業への転職を考えているならば、まずはIT企業とはどういったものなのか、主な職種や仕事内容などを知っておきましょう。

IT企業とは?

IT企業とは、コンピューターを使う技術にかかわる企業のこと。業界は、主に以下の4つに分けられます。

ソフトウエア業界 インターネットのプログラムやアプリケーションソフト・オペレーションシステムなどの開発。
ハードウエア業界 コンピューターやモニターなどの機器に関する開発。
プログラムが使われているスマートフォンや家電などのコンピューター以外の製造。
情報処理業界 コンビニの電子決済など企業が必要とする情報システムの企画・提案。
インターネット・Web業界 Web広告の制作・SNS・eコマース(ECサイト)などインターネットを介したサービス提供。

この中で未経験者が比較的挑戦しやすいのは、ソフトウエア業界やインターネット・Web業界です。ハードウエア業界や情報処理業界は、エンジニアとしての経験を求められる場合が多いようです。

IT企業の主な職種と仕事内容

IT企業の主な職種と仕事内容は以下のとおりです。

システムエンジニア(SE) 顧客の要求をプログラムに反映させるシステムの設計・製造・完成後のテスト。
サーバーエンジニア サーバーの設計・構築・設定・運用・保守管理。
ネットワークエンジニア ネットワークの設計・構築・運用・保守管理。
プログラマー システムエンジニアと連携し、プログラミング言語を用いてシステムやソフトウェアを作成。
Webデザイナー レイアウトやコーディングを行い、見やすく使いやすいWebサイトをデザイン。
ITコンサルタント 顧客や案件に応じてシステムの最適化を行い、課題解決を提案。
IT営業 顧客へソフトウェアやシステムについて説明し、自社の製品やサービスを提案。

スキルや経験を求められる職種もありますが、プログラマーやサーバーエンジニアなどは、未経験者の募集も多い傾向があります。

未経験でもIT企業への転職にチャレンジできる理由

IT業界では、未経験でも将来性を見込まれて採用されることがあります。未経験者でもIT企業の転職にチャレンジできる理由を見ていきましょう。

IT業界の人材が不足している

IT業界で未経験者を採用している理由として、人材不足が挙げられます。経済産業省の調査によると、2030年にはIT関連の人材が最大で約79万人不足するとの予測も。

末端やソフトウエアが進化し続けるIT業界は、サービスの向上や維持のため常に人材が求められています。DXが推進される中、高いスキルを持っている人材だけでは人手不足となってしまうため、未経験者の採用を行っている企業もあります。

研修制度を取り入れている企業が多い

未経験者への研修を実施する企業が多いのも理由の1つです。IT業界の就職・転職において、人材のスキルと知識が不足しているケースはまれではありません。そのため、ITに関するスキルと知識を身につけるための研修制度を充実させている企業が増えています。

「ポテンシャル採用」枠を導入している企業が多い

IT業界では、学歴や実務的スキルとは関係なく、求職者の成長や将来性を重視する「ポテンシャル採用」を導入している企業も少なくありません。そのため、未経験者でも就職・転職しやすいと言えます。

「ポテンシャル採用」の主な対象は20〜30代で、活動的な20代は特に採用されやすい傾向があります。未経験であっても第二新卒を含めた20代は、よりIT業界にチャレンジしやすいと言えるでしょう。

未経験者がIT企業へ転職前にすべきこと

未経験者がIT企業への転職を叶えるには、IT業界の知識に加え、希望する職種や企業についての情報を得ておく必要があります。転職する前にすべきことをチェックしておきましょう。

IT業界についての知識を身につけておく

未経験者であっても、IT業界の知識を身につけておくことが前提です。特に希望する職種については、十分な知識が必要とされます。また、ITの各業界はお互い関係が深いので、関連する他の職種や必要とされるスキルについても押さえておきましょう。

未経験であっても、職場で説明されたことや指示されたことを理解できるレベルが望ましいと言えます。独学で知識を得るのが難しい場合は、IT関連の基礎知識から専門知識まで学べる研修プログラムなどに参加するのもおすすめです。

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希望する職種を明確にしておく

希望する職種や興味のある職種を明確にしておくことが大切です。IT業界には多くの職種があり、職種によって必要とされる知識やスキルが異なります。どの職種が自分に向いているかを見つけるために、自己分析をしておくと良いでしょう。

【簡単】自己分析のやり方&具体的な手法を解説!目的や注意点も押さえよう - color is(カラーイズ) | あなたの可能性を広げ行動につなげるヒント。

自己分析は就職・転職活動において自分に合った企業を見つけるために有効です。また、自己分析をすると自身の価値観や長所・短所が分かり、自分の強みを伝えやすくなります。本記事では、自己分析の目的やコツ、具体的な手法、自己分析をする際の注意点、長所を上手く見つける方法などを紹介します。

希望する企業の事業内容を把握しておく

IT業界の事業内容は多岐に渡るため、転職を希望する企業の事業内容を事前に把握しておくことも重要です。採用されても、転職先の情報が頭に入っていない状態だと、入社後にミスマッチが起きる可能性もあります。希望する企業がどのような会社なのかを調べてから転職活動に臨みましょう。

未経験でもIT企業への転職を目指せる「Boot Camp」

セゾン情報システムズは、IT業界への転職やスキルアップを希望する人に向けて、オリジナルの研修プログラム「Boot Camp」を実施しています。ここでは「Boot Camp」について詳しく紹介します。

IT関連の基礎や専門知識、実務のスキルが身につく

座学だけではなく、実践も取り入れているので、未経験者でもDXやクラウド、アジャイルといったIT関連領域に関する基礎から、専門的な知識、実業務に必要なスキルまで身につきます。また、職種によって変わるプログラムで手厚い経験を積めるのも魅力です。

仕事の実働内容を知ることができる

「Boot Camp」に参加すると、スキルの習得と同時に入社前から実働内容を知ることができます。就職や転職の際、会社説明会や面接を受けただけでは、自分に合った職場環境なのかを掴みにくいものです。

しかし「Boot Camp」では、業界情報や職場の雰囲気、仕事の実態などが具体的にわかります。さらに、現役社員とコミュニケーションを取る機会もあるため、入社後のミスマッチを防げるでしょう。

仕事と両立しながら参加できる

疑問点などを質問できるプログラムの事前説明会は、在職中でも出席しやすいZOOMを使っての開催です。研修期間は約1ヵ月、オンラインも組み合わせて行われます。平日夜間や休日に開催されるので、仕事と両立しながら安心して参加できます。

希望者は採用選考へ進める

プログラムへの参加後、希望者は採用選考へ進むことも可能です。セゾン情報システムズへの入社や、プロジェクトへの参画を前提とした選考へと進めます。

「Boot Camp」への参加=即採用・即入社ではないので、選考を希望しない場合は、面談を受ける必要はありません。

IT企業への転職は未経験でもチャレンジできる!

IT企業への転職は、スキルがない未経験者であってもチャレンジできます。IT業界についての基礎知識を身につけ、希望する職種を明確にするなど、転職前にしっかりと準備しておきましょう。

セゾン情報システムズの「Boot Camp」は、基礎から専門の知識、実務のスキルまで幅広く習得できるのが魅力です。また、職場環境が自分に合っているのかを確かめる機会もプログラムに組み込まれています。独学でのIT知識やスキルの習得が難しい場合は、ぜひ「Boot Camp」への参加を検討してみてください。

※記載の情報は、2022年8月時点の内容です。

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